タイトル防衛を目指すルバキナが1セットダウンから立て直して初戦をクリア [ウインブルドン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第3シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を4-6 6-1 6-2で倒して大会連覇に向けた挑戦をスタートした。

 最初のポイントをダブルフォールトで落としたルバキナはいきなりサービスダウンを喫して第1セットを取られたが、それ以降は一度もブレークポイントに直面することなく1時間43分で逆転勝利をおさめた。

 ウインブルドンに3年連続4度目の出場となる24歳のルバキナは、昨年の大会でグランドスラム初タイトルを獲得。決勝ではオンス・ジャバー(チュニジア)を3-6 6-2 6-2で退け、四大大会で栄冠に輝いた初のカザフスタン人選手となった。

 先月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で体調不良により3回戦を棄権したルバキナは前哨戦のイーストボーン(WTA500/グラスコート)をウイルス性疾患のため欠場し、グラスコートで2試合(1勝1敗)しかプレーできないまま今大会を迎えている。

 ルバキナは次のラウンドで、アリゼ・コルネ(フランス)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)の日比野菜緒(ブラス)の勝者と対戦する。

 現地は雨により試合はセンターコートの開閉式屋根を閉じて行われ、屋外コートの試合はすべて中断している。

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写真◎Getty Images

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