大坂なおみが第2戦を前に棄権を発表 [WTAファイナルズ]

トップ8によるエリート大会「資生堂WTAファイナルズ深圳」(WTAファイナルズ/10月27~11月3日/中国・深圳/賞金総額1400万ドル/室内ハードコート)に第3シードで出場していた大坂なおみ(日清食品)が、右肩の故障でラウンドロビン(総当たり戦)第2戦を前に棄権することを発表した。

 大坂は開幕試合で第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6(1) 4-6 6-4で破って大会初勝利を挙げたあと、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する予定だった。棄権した大坂に代わり、キキ・バーテンズ(オランダ)がレッド・グループに入ることになった。

資生堂WTAファイナルズ深圳2019|PHOTOアルバム

 今大会に2年連続出場となった22歳の大坂は、前回の大会で1勝も挙げることができずに予選リーグ敗退。バーテンズと対戦した第3戦は、第1セットを落としたあとに左脚の故障で棄権していた。

 今シーズンの大坂は、1月にオーストラリアン・オープンでグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。USオープンで連覇を逃した大坂は9月の大阪(WTAプレミア/ハードコート)と10月の北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)で2大会連続優勝を果たし、今大会を迎えていた。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
SHENZHEN, CHINA - OCTOBER 28: Naomi Osaka of Japan visits the Shiseido booth in the fan zone on Day Two of the 2019 Shiseido WTA Finals at Shenzhen Bay Sports Center on October 28, 2019 in Shenzhen, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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