錦織がトンプソンに競り勝ち2021年10月以来のツアー復帰戦に勝利 [アトランタ・オープン]

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アトランタ・オープン」(アメリカ・ジョージア州アトランタ/7月24~30日/賞金総額82万2715ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に7-6(5) 7-6(5)で競り勝ち、2021年10月以来のツアー復帰戦を勝利で飾った。試合時間は2時間25分。

 11年前の同大会に初めて出場した33歳の錦織は初戦となる2回戦を勝ち上がったが、準々決勝で添田豪(GODAI)に2-6 1-6で敗れていた。

 2回戦敗退に終わった2021年10月のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)を最後に公式戦から遠ざかっていた錦織は6月に復帰したあとチャレンジャー3大会でプレーし、同月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾るなど8勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果で錦織は、トンプソンとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。直近では2021年7月にウインブルドンの2回戦で顔を合わせ、トンプソンが7-5 6-4 5-7 6-3で勝っていた。

 錦織は2回戦で、第6シードのベン・シェルトン(アメリカ)と予選を勝ち上がってきたシャン・ジュンチャン(中国)の勝者と対戦する。

 そのほかの日本勢は西岡良仁(ミキハウス)がシングルスに、マクラクラン勉(イカイ)/シェルトンがダブルスに参戦しており、初戦の相手は第4シードの西岡がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)、マクラクラン/シェルトンは第4シードのナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(ともにアメリカ)となっている。

 アトランタ・オープンはATPツアー250に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

上位出場選手シード順位|シングルス

テイラー・フリッツ(アメリカ)[1]
アレックス・デミノー(オーストラリア)[2]
ダニエル・エバンズ(イギリス)[3]
西岡良仁(日本/ミキハウス)[4]

※[ ]数字はシード順位

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写真◎Getty Images

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