ATPツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」（アメリカ・ワシントンDC／7月31日～8月6日／賞金総額217万8980ドル／ハードコート）の男子予選決勝で、第5シードの望月慎太郎（IMG Academy）が第11シードのカイル・シーリグ（アメリカ）を6-3 6-2で下して本戦入りを決めた。試合時間は1時間14分。

　同大会に2年連続出場となる20歳の望月は、前日に行われた1回戦でマテウス・アウベス（ブラジル）を6-3 6-4で破って勝ち上がっていた。初参戦だった昨年は、予選決勝でドミニク・コプファー（ドイツ）に3-6 4-6で敗れていた。

　本戦の組み合わせ決まり、望月は1回戦でグレゴワール・バレール（フランス）と対戦することになった。

　予選には島袋将（有沢製作所）とトゥロター・ジェームズ（Ohio State University）も出場していたが、第2シードの島袋が予選決勝で敗れ、第10シードのジェームズは初戦敗退に終わっていた。

　そのほかの男子日本勢は西岡良仁（ミキハウス）、綿貫陽介（フリー）、ダニエル太郎（エイブル）がダイレクトイン、錦織圭（ユニクロ）はワイルドカード（主催者推薦枠）でシングルスにエントリーしている。

　ムバダラ・シティDCオープンはATPツアー500に格付けされる大会で、シングルス48ドロー＆ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、PRはプロテクト・ランキング（ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置）

男子シングルス1回戦◎組み合わせ｜日本人選手

40西岡良仁（日本／ミキハウス）[10] vs 37エミル・ルースブオリ（フィンランド）と38コンスタン・レスティエンヌ（フランス）の勝者

45綿貫陽介（日本／フリー）vs 46ウー・イービン（中国）

43ダニエル太郎（日本／エイブル）vs 44タナシ・コキナキス（オーストラリア）

53望月慎太郎（日本／Team YUKA）[Q] vs 54グレゴワール・バレール（フランス）

12錦織圭（日本／ユニクロ）[WC] vs 11ロイド・ハリス（南アフリカ）[PR]

予選結果｜日本人選手

シングルス予選決勝

●5島袋将（日本／有沢製作所）[2] 5-7 4-6 ○9ブラッドリー・クラン（アメリカ）[PR]

○17望月慎太郎（日本／Team YUKA）[5] 6-3 6-2 ●20カイル・シーリグ（アメリカ）[11]

シングルス予選1回戦

○5島袋将（日本／有沢製作所）[2] 6-3 6-4 ●6ドナルド・ヤング（アメリカ）

○17望月慎太郎（日本／Team YUKA）[5] 6-3 6-4 ●18マテウス・アウベス（ブラジル）

●8トゥロター・ジェームズ（日本／Ohio State University）[10] 4-6 6-7(4) ○9ブラッドリー・クラン（アメリカ）[PR]

上位出場選手シード順位｜シングルス

テイラー・フリッツ（アメリカ）[1]
フランシス・ティアフォー（アメリカ）[2]
フェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）[3]
ホベルト・フルカチュ（ポーランド）[4]