シード撃破のティームがグランドスラム大会で約2年半ぶりの勝ち星をマーク「かなり特別な勝利」 [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)が第25シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-3 6-2 6-4で下し、四大大会で16強入りした2021年オーストラリアン・オープン以来となる勝ち星をマークした。
1時間54分の試合を通して一貫したプレーを見せたティームは26本のウィナー(アンフォーストエラーは21本)を叩き込み、グランドスラム大会での連敗を「6」で食い止めた。
「最初の瞬間から凄くいい試合だった。グランドスラム大会で勝ったのは2年半ぶりだから、これはかなり特別な勝利だよ。特にここUSオープンは素晴らしい思い出がたくさんあるからね」とティームは試合後にコメントした。
2020年大会の決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を倒してグランドスラム初優勝を果たしたティームは翌年6月に手首を負傷して長期離脱を余儀なくされ、2022年3月に復帰後も安定した戦績を残せずグランドスラム大会でタイトル争いを演じていた2020年以前の調子に戻ることができない時期が続いている。
ティームは次のラウンドで、ペドロ・カチン(アルゼンチン)を1-6 6-3 6-2 6-4で破って勝ち上がったベン・シェルトン(アメリカ)と対戦する。
写真◎Getty Images
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