シフィオンテクに4連勝で世界1位陥落を確定させたオスタペンコがグランドスラム4大会すべてで8強入り [USオープン]

写真はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に3-6 6-3 6-1で逆転勝利をおさめた。試合時間は1時間48分。

 四大大会4回戦で5勝目(1敗)を挙げたオスタペンコは、4つの大会すべてでベスト8以上に進出した。

 全米に2年連続7度目の出場となる26歳のオスタペンコは、3度(2017~19年)の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。第16シードで臨んだ昨年は、1回戦でジェン・チンウェン(中国)に3-6 6-3 4-6で敗れていた。

 この結果でオスタペンコは、シフィオンテクとの対戦成績を4勝0敗とした。昨年は2月にドバイ(WTA500/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、オスタペンコが4-6 6-1 7-6(4)で勝っていた。

 今大会でのオスタペンコは1回戦でジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-2 4-6 6-1で、2回戦でエリナ・アバネシアン(ロシア)を6-3 5-7 7-5で、3回戦ではベルナルダ・ペラ(アメリカ)を4-6 6-6 6-3で破って16強入りを決めていた。

 オスタペンコは次のラウンドで、第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは4回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-3 3-6 6-1で下して勝ち上がった。

 前年にタイトルを獲得したシフィオンテクが4回戦で敗れたことにより、大会後に更新される世界ランクでアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がシフィオンテクを抜いて初めて1位の座に就くことが確定した。

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写真◎Getty Images

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