シフィオンテクが親友ユバンを圧倒して4回戦へ、フェデラーとのやり取りも明かす [USオープン]

写真は親友を圧倒して16強入りを決めたイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選勝者のカーヤ・ユバン(スロベニア)を6-0 6-1で下してベスト16に進出した。

 自分のサービスゲームで5ポイントしか落とさなかったシフィオンテクは立ち上がりから9ゲームを連取し、アンフォーストエラーを5本しか犯さず49分で圧勝した。

 よく話し夕食を共にすることもあるツアーでもっとも仲のよい友人に対する試合に先立ち、シフィオンテクはやや気乗りしない様子を見せながらも「私たちは冷静さを保つ方法を知っている」と話していた。

「親友に勝つのは好きじゃなかったけど、姉妹でプレーするようなものだからあまり気にせず集中しなければならないとわかったの。私たちは知り合ってからかなり長い時間が経つわ」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

「私には友達がそんなにいないけど、彼女は私の親友よ。間違いなく、それが一番難しい部分だった」

 昨年4月から70週間以上に渡って世界ランク1位の座を守っているシフィオンテクは、「正直に言うと、私はもう少し喜びを見出さくてはならない」と語った。

「そのことについてロジャー・フェデラー(スイス)と先週に話したんだけど、彼はそれに取り組む最善の方法はそれを心から受け入れて自分の結果を誇りに思って喜ぶことだと言っていたわ」

 大会後もシフィオンテクが世界ナンバーワンの座を維持するためには、2位のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)よりも先のラウンドまで勝ち進まなければならない。

 ディフェンディング・チャンピオンのシフィオンテクは次のラウンドで、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)を4-6 6-6 6-3で破って勝ち上がった第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。ふたりは過去3度対決しているが、すべてオスタペンコが勝っている。

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写真◎Getty Images

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