2023年全仏・ウインブルドン優勝の小田凱人がサイン入り使用ラケットをチャリティオークションに出品

小田凱人 ©️CHARITY X


 スポーツを愛する人々とアスリートたちそれぞれの想いが重なり、関わった人が明るくなれるチャリティーサービスを目指す「CHARITY X 」は、8月28日 17時00分から9月11日 21時00分まで、「小田凱人サイン入り2023全仏・全英オープン使用ラケット」のオークションを開催している。このオークションの収益は、特定非営利活動法人日本小児がん研究グル-プに、運営費を差し引いた金額が寄付される。


 




 新型ウイルスの出現、自然災害の増加、世界各地での紛争など、以前とは違う世界の姿を目の当たりにしている昨今。将来への不安など、ストレスを感じる人は年々増加している。そんな不確実な未来に、スポーツを通じて何か社会にできることはないかと、Jリーグ北海道コンサドーレ札幌所属の小野伸二が代表理事となり「CHARITY X」を設立した。理事にはテニスから内山靖崇、陸上競技から福島千里(昨年引退)が名を連ねている。

 CHARITY Xは、従来のチャリティーサービスとは一線を画し、サイン入りグッズのオークションのほか、憧れの選手たちと触れ合う機会をコンテンツ化するなど、スペシャルな経験を広く提供している。

CHARITY X

事業者名◎一般社団法人CHARITY X
設立◎2022年12月
代表理事◎小野伸二(現役プロサッカー選手)
理事◎内山靖崇(現役プロテニス選手)
理事◎福島千里(元陸上競技選手)
所在地◎〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷1-9-11 フレンシア外苑西216
公式サイト◎https://charity-x.com

落札金の寄付先「日本小児がん研究グループ」紹介
(Japan Children`s Cancer Group:JCCG)
(一部抜粋/全文はこちら

 従来の小児固形がん臨床試験共同機構とJPLSG(日本小児白血病リンパ腫研究グループ)とを統一し、小児がんの統一した研究グループとして小児がんの診断、および治療の標準化、難治性疾患の治療開発を行い、治療成績の向上を図ることを目的としています。現在200以上の小児がん治療施設が参加しており、国内の小児がん診療施設のほぼすべての参加が見込まれています。

 小児がんは、過去40年間の治療の進歩により不治の病ではなく、長期生存が期待できるようになってきました。しかしながら、未だ治癒が難しい病気も多く、また治っても晩期合併症に苦しむ患者が多くあります。病気のタイプや患者の体質にあった適正な治療法の確立が望まれます。


(中略)

 小児がんに苦しむすべての子どもたちが病気を克服して健やかに成長して社会に羽ばたけることを願ってやみません。本研究会は国の支援と社会の皆様のご理解の上に成り立っております。どうか趣旨をご理解頂き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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