東レPPOテニスは世界1位シフィオンテクを筆頭にトップ10から7名が出場、グランドスラム級の大会に

東レPPOテニスにトップ10から7名が出場する。左からシフィオンテク、ペグラ、ルバキナ、ガルシア、サカーリ、ボンドルソバ、ムチョバ(写真◎Getty Images)


 有明コロシアムで開催される国内最高峰の女子国際テニストーナメント「東レ パン パシフィック オープン テニストーナメント2023」(以下、東レPPO/9月23、24日予選、9月25日〜10月1日本戦)の本戦に出場するダイレクトイン15名と、主催者推薦(ワイルドカード)1名が決定した。

 今年で38回目を数える東レPPOには、世界1位イガ・シフィオンテク(ポーランド)、3位ジェシカ・ペグラ(アメリカ)、4位エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、7位カロリーヌ・ガルシア(フランス)、8位マリア・サカーリ(ギリシャ)、9位マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、10位カロリーナ・ムチョバ(チェコ)のトップ10から7名が出場(8月28日付、最新ランキング)。

 さらに、12位バーボラ・クレイチコバ(チェコ)、13位ベリンダ・ベンチッチ(スイス)、14位ダリア・カサキナ(ロシア)、15位リュドミラ・サムソノワ(ロシア)、16位ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、20位エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、22位ドナ・ベキッチ(クロアチア)、24位マグダ・リネッテ(ポーランド)が続き、日本勢からはワイルドカードで日本のエース、日比野菜緒(81位/ブラス)が出場する。

 シフィオンテクは世界ナンバーワンであり、2020、2022、2023年フレンチ・オープン(全仏)と2022年USオープン(全米)で優勝。ルバキナは2022年ウインブルドン優勝、2023年オーストラリアン・オープン(全豪)準優勝。ガルシアは全仏で2つのダブルス・タイトルを獲得しており、ボンドルソバは2023年ウインブルドン優勝、2019年全仏準優勝。ムチョバは2023年全仏準優勝。

 クレイチコバは2021年全仏優勝と、ダブルスで7つのグランドスラム・タイトルを持ち、すでにキャリアグランドスラム(4つの異なるグランドスラムで優勝)を達成している。ベンチッチは東京2020のシングルスで金メダル、ダブルスで銀メダルを獲得。そして日比野は、今年8月のプラハ(WTA250)でツアー3勝目を飾り、ダブルスも優勝して2冠を達成している。

 最新ランキングのトップ10から7名、さらにトップ25で見れば15名が出場と、近年稀にみるトップランカーたちが日本に集結し、頂点を争う。

 今大会はテニスフェスをテーマに掲げ、世界最高レベルのテニス観戦はもちろん、体験型イベントやグルメを充実させ、テニスフェスのプログラムを終日楽しめるようになっている。イベントの一つにエキシビションマッチがあるが、元世界1位のマルチナ・ヒンギス(スイス)が登場し、ヒンギス/奈良くるみ対土居美咲/浅越しのぶの対戦も見ることができる。

 なお、長年日本のトップ選手として活躍してきた土居美咲(ミキハウス/298位)が今大会を最後に現役を引退すると発表。ワイルドカードで予選に出場予定だ。

大会アンバサダー沢松奈生子さんより大会の見どころ



 近年稀に見るカットオフの高さです。1984年からいろいろな形でこの大会に参加していますが、ここまで高いカットオフは見たことがありません。シードダウンのないグランドスラムの2週目が見られる、1回戦からTOP20の好カードが見られる大会になります。テニスファンへの神様からのプレゼントと言ってもいいでしょう。

 注目選手は、やはりイガ・シフィオンテク選手。東京オリンピックのときに来日して、群馬でキャンプをし、それから東京に来た選手です。当時は(コロナ禍で)選手村から出られませんでしたが、日本食が美味しかったと聞きました。日本食トップ3が、味噌汁、お寿司、ラーメンだそうです。今回、喜んでエントリーしてくれました。(その理由は)日本のグルメにもあると思います。

 彼女のプレーには、弱点がありません。守備もできます。攻撃もできます。メンタルも安定しています。そしてフィジカルも非常に強く、相手に“対戦したくない”と思わせる選手です。彼女のスピン量の多さ(回転量の多さ)をぜひ身近に見てほしいです。

 そのほかにも、いつグランドスラムで優勝してもおかしくない選手ばかりが出場します。みなさんぜひ楽しみにしてください。

大会アンバサダー奈良くるみさんより大会の見どころ



 やはり、イガ・シフィオンテク選手が本命だと思います。攻撃したら止まらないぐらいの強さがあります。ジェシカ・ペグラ選手も、シフィオンテク選手のディフェンス力を破るほどの攻撃力があるので、この上位2人が決勝で当たったら、グランドスラムの決勝を見ているような、楽しい対戦になるでしょう。

 マルケタ・ボンドルソバ選手もウインブルドンで優勝した実力があるので、活躍するのではないかと注目しています。あとは、個人的に見ていて楽しいのは、カロリーナ・ムチョバ選手で、テンポが速いです。1回戦から楽しみです。

 日本人選手については、やはり日比野菜緒選手に注目です。今年プラハの大会で復活優勝しました。感動しました。

 今大会でベストフレンドの土居美咲選手が引退します。頑張ってほしいです。

 大会観戦チケットはイープラスチケットぴあ楽天チケットローソンチケットで販売中。詳しくは大会オフィシャルサイトまで。

大会概要

大会名称◎東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023
会期◎本戦2023年9月25日(月)~10月1日日(日)、予選2023年9月23日(土)~24日(日)
会場◎有明コロシアムおよび有明テニスの森公園(ハードコート) 東京都江東区有明2丁目2−22
アクセス◎りんかい線「国際展示場駅」徒歩8分、新交通ゆりかもめ「有明駅」徒歩8分、「有明テニスの森駅」徒歩8分
競技内容◎本戦シングルス28ドロー、ダブルス16ドロー、予選シングルス24ドロー
賞金総額◎US78万637ドル
サーフェス◎ハードコート(アウトドア予定)
放映◎WOWOW(本戦シングルス全試合)、TBS(シングルス決勝、ダブルス決勝のダイジェスト)

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