1990年代にATPツアーで活躍した元プロ選手で引退後ビジネスマンとして活動していたアンドレア・ガウデンツィ(イタリア)が、来年からATP会長の座を引き継ぐことになった。

 現役時代にATPツアーで3度優勝し、世界ランク自己最高18位をマークして2003年に引退したガウデンツィ氏は、クリス・カーモード氏のあとを引き継ぎ2020年1月1日から職務を始めることになる。

 ガウデンツィ氏はツアーの放映部門で任務に就いた経験のあと、会長のポジションの就任することは「本当に名誉なことだ」とコメントした。ATPによれば、役員会は満場一致でガウデンツィ氏に票を投じた。

 ATP選手評議会の責任者を務めるノバク・ジョコビッチ(セルビア)との長期にわたる摩擦のあと、今年で終わるカーモード氏の契約は更新されないことが3月の理事会で決まっていた。ジョコビッチは、ツアー運営に関するプレーヤーの影響力を増加させようと努めていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は2003年のローマの大会でのアンドレア・ガウデンツィ(イタリア)
ROME - MAY 7: Andrea Gaudenzi signs autographs at the Young Village in the Rome Masters at the Foro Italico on May 7, 2003 in Rome, Italy. (Photo by Clive Rose/Getty Images)

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