ハチャノフが準々決勝へ、シングルスでフレンチ・オープン以来のマッチ勝利 [珠海選手権]

写真はオーストラリアン・オープンでのカレン・ハチャノフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Huafa Properties珠海選手権」(ATP250/中国・広東省珠海/9月20~26日/賞金総額105万7295ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が予選勝者のアレックス・ボルト(オーストラリア)を6-4 6-4で下してベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ハチャノフはこれがUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となる公式戦でのプレーだった。試合を通して直面した10度のブレークポイントをすべてセーブしたハチャノフは、各セットで一度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間49分で勝利を決めた。

 6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で8強入りしたハチャノフは準々決勝で背中を疲労骨折して戦線離脱を余儀なくされ、8月にUSオープンでシングルスに復帰したが初戦敗退に終わっていた。

 ハチャノフは次のラウンドで、キマー・コペヤンス(ベルギー)を4-6 6-3 6-2で破って勝ち上がった第6シードのマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)がクリスチャン・ガリン(チリ)を6-3 1-6 6-4で倒し、第8シードの西岡良仁(ミキハウス)はロイド・ハリス(南アフリカ)に7-6(4) 7-6(5)で競り勝ち、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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