ジャバーが負傷を乗り越え決勝進出「何とかして勝つ方法を学んだと思う」 [寧波オープン]

写真はグアダラハラ・オープン・アクロンでのオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「寧波オープン」(WTA250/中国・浙江省寧波/9月25~30日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)を6-3 1-6 6-2で振りきり今季2勝目に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したジャバーは第2セット第2ゲームでバックハンドを打った際に脚を痛めたような様子を見せて動きが悪くなり、ポドロスカに反撃を許してセットオールに追いつかれた。しかしジャバーは第3セットで体勢を立て直し、2-2から最後の4ゲームを連取して1時間51分で勝利を決めた。

「フィジカル的に厳しい試合で、相手が彼女(ポドロスカ)だったから余計に大変だったわ。自分が100%じゃなかったとしても、とにかく集中力を切らさないように心掛けた。今日は難しい状況でも何とかして勝つ方法を学んだと思う」とジャバーは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ジャバーは決勝で、リンダ・フルビルトバ(チェコ)との10代対決を6-4 6-1で制して勝ち上がったディアナ・シュナイダー(ロシア)と対戦する。19歳のシュナイダーがツアー本戦でプレーするのはこれが9度目で、7月のハンブルクで4強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

「今年の初めに彼女(シュナイダー)のプレーを少し観たけど、若くてとても才能がある選手ね。難しい試合になると思うけど、明日を楽しみにしているわ」とジャバーは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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