37歳モンフィスが大会史上最年長の準決勝進出者に「2セットで勝てて凄くうれしい」 [ATPストックホルム]
ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月16~22日/賞金総額75万950ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝でガエル・モンフィス(フランス)が第2シードのアドリアン・マナリノ(フランス)との同胞対決を7-5 7-6(3)で制し、大会史上最年長の37歳でベスト4に進出した。
これ以前の年長記録は、1970年に当時36歳で準決勝に進出したケン・ローズウォール(オーストラリア)が保持していた。
6-5から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したモンフィスは第2セット4-1から4-4に追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで3-3から最後の6ポイントを連取して1時間45分で勝利を決めた。モンフィスが同ラウンドを突破したのは、ツアー11勝目を挙げた昨年1月のアデレード以来となる。
「最後は少しラッキーだった。僕はショットを少し厳しく狙いにいった。本当に僅差の勝負だったと思うけど、2セットで勝てて凄くうれしいしパフォーマンスには満足している」とモンフィスは試合後にコメントした。
モンフィスは次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のトマーシュ・マハーチュ(チェコ)を5-7 7-6(5) 6-4で破って勝ち上がったラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。
もうひとつの準決勝は、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)とパベル・コトフ(ロシア)の顔合わせとなった。予選勝者のコトフが第3シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を7-6(4) 6-2で倒す番狂わせを演じ、キツマノビッチは6-0 3-2とリードした時点でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリアス・イーメル(スウェーデン)がケガを理由に棄権したため勝利が決まった。
写真◎Getty Images
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