予選勝者の18歳プリズミッチが初戦でラフェチュカを倒す番狂わせに成功「最高のテニスをしてすべての瞬間を楽しみたい」 [ATPストックホルム]

写真はデビスカップ・ファイナルズでのディノ・プリズミッチ(クロアチア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月16~22日/賞金総額75万950ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、予選を勝ち上がってきた18歳のディノ・プリズミッチ(クロアチア)が第6シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)を6-3 7-5で倒す番狂わせに成功した。

 第2ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したプリズミッチは第2セット4-3から一度だけサービスダウンを喫したが、4-5から最後の3ゲームを連取して1時間41分で勝利をもぎ取った。

「今日のパフォーマンスには本当に満足している。とにかく会場でこの試合を応援してくれた皆さんにお礼を言いたい。選手にとって多くの意味があることだから」とプリズミッチは試合後のオンコートインタビューで語った。

 シードダウンを演じたプリズミッチは次のラウンドで、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-4 6-4で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のエリアス・イーメル(スウェーデン)と対戦する。

「とにかく自分ができる最高のプレーをして、すべての試合を楽しもうと思う。自分に大きなプレッシャーはかけたくない。とにかく最高のテニスをしてすべての瞬間を楽しみたいんだ」とプリズミッチは次戦を見据えた。

 そのほかの試合ではミオミル・キツマノビッチ(セルビア)がワイルドカードで出場したカール・フライバーグ(スウェーデン)を6-4 6-2で下し、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)はドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめてそれぞれ2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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