女子シングルスは西郷里奈とのトップ2シード対決を制した加治遥が初優勝 [第98回全日本テニス選手権]

写真提供◎公益財団法人日本テニス協会


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権98th」(JTT-4/賞金総額2762万円/本戦10月28日~11月5日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードの加治遥(島津製作所)が第2シードの西郷里奈(東急スポーツシステム)を6-3 6-2で下して新チャンピオンに輝いた。

 全日本に11年連続出場となった29歳の加治は、2017年と19年のベスト4がこれまでの最高成績だった。第7シードとして臨んだ昨年は、3回戦で同年限りでの引退を表明していた今西美晴(当時:EMシステムズ)に5-7 3-6で敗れていた。

 今大会での加治は初戦となった2回戦で予選勝者の中島美夢(フリー)を6-3 6-0で、3回戦で予選勝者の吉岡希紗(フリー)を6-3 7-5で、準々決勝で予選勝者の宮田萌芳(早稲田大学)を6-3 6-0で、準決勝では第7シードの清水映里(東通産業)を4-6 6-4 6-1で破って決勝進出を決めていた。

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