ストルフがマロジャンに競り勝ち4強入り、次はドレイパーとのビッグヒッター対決 [ソフィア・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ソフィア・オープン」(ATP250/ブルガリア・ソフィア/11月6~11日/賞金総額63万705ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)がファビアン・マロジャン(ハンガリー)に7-6(3) 4-6 6-4で競り勝ちベスト4に進出した。

 タイブレークの末に第1セットを先取したストルフは第2セット第4ゲームで喫したサービスダウンを取り戻せずセットオールに追いつかれたあと第3セットで0-2とリードを許したが、直ぐにブレークバックに成功すると5-3からのサービスゲームをラブゲームで落としはしたが次のゲームで迎えた4度目のマッチポイントをものにして1時間58分で勝利をもぎ取った。

「非常に激しくてレベルの高い素晴らしい試合だったと思う。第1セットはお互いにいいプレーをした。第2セットでは(3本連続の)ダブルフォールトでブレークを与えてしまったけど、あれは予想外だった。第3セットで彼(マロジャン)が先にブレークしたけど何とか踏み止まり、すべてのポイントでファイトしてリターンでアグレッシブにプレーすることができた」とストルフは試合を振り返った。

 ストルフは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したセム・イルケル(トルコ)を6-2 6-2で破って勝ち上がった21歳のジャック・ドレイパー(イギリス)と対戦する。

「彼(ストルフ)は素晴らしいシーズンを過ごし、多くの試合に勝った選手だ。彼はパワフルなテニスをする選手だからビッグヒッター同士の戦いになるけど、いい試合になるよう願っているよ」とATPツアーで1月のアデレード以来となるキャリア3度目の4強入りを決めたドレイパーは次戦を見据えた。

 もうひとつの準決勝は、アドリアン・マナリノ(フランス)とパベル・コトフ(ロシア)の顔合わせとなった。第2シードのマナリノが第7シードのセバスチャン・オフナー(オーストリア)に6-7(7) 6-4 6-3で逆転勝利をおさめ、コトフは第8シードのマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-3 7-6(3)で退けた。

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写真◎Getty Images

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