エース日比野菜緒がリザラゾを退け1勝1敗で初日を終了 [ビリー ジーン・キング・カップ日本対コロンビア]

写真はイメージ(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ」プレーオフ「日本対コロンビア」(11月10、11日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)の第2試合で日本の日比野菜緒(ブラス:単90位)がコロンビアのユリアナ・リザラゾ(単823位)を6-2 6-4で下し、1勝1敗で初日を終えた。試合時間は1時間21分。

 両者は今回が初対戦。2016年に初の日本代表入りを果たした日比野は、今回がオランダに対する2019年4月のワールドグループ2部プレーオフ(大阪・ITC靱テニスセンター/ハードコート)以来となる5度目のビリー ジーン・キング・カップ出場。12試合目のシングルスで、7勝目を挙げた。

 オープニングマッチは本玉真唯(島津製作所:単124位)がカミラ・オソリオ(単79位)に4-6 4-6で敗れ、コロンビアが先勝していた。

 昨年に続いてアジア・オセアニア地区グループⅠ(4月11~15日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)に臨んだ日本は、2年連続で全勝優勝を飾ってプレーオフ進出を決めていた。
 
 コロンビアはアメリカ地区グループⅠ(4月11~15日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)を4勝1敗の2位で通過し、同じくプレーオフ出場権を獲得した。

 両国はフェデレーションカップの名称で行われていた1972年と93年に対決しており、いずれも日本が3勝0敗で勝っている。

 ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチ(ダブルスは第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 16ヵ国がホーム&アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに回る。

※文中の世界ランクは11月6日付

ビリー ジーン・キング・カップ プレーオフ|日本 1-1 コロンビア

第1日|11月10日(金)

第1試合 ●本玉真唯(島津製作所:単124位)4-6 4-6 ○カミラ・オソリオ(単79位)

第2試合 ○日比野菜緒(ブラス:単90位)6-2 6-4 ●ユリアナ・リザラゾ(単823位)

第2日|11月11日(土)

第3試合 日比野菜緒(ブラス:単90位)vs カミラ・オソリオ(単79位)

第4試合 本玉真唯(島津製作所:単124位)vs ユリアナ・リザラゾ(単823位)

第5試合 青山修子(近藤乳業:複12位)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:複14位)vs マリア・エラゾ ゴンサレス(複190位)/マリア パウリナ・ペレス ガルシア(複130位)

※ルールにより第2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

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写真◎Getty Images

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