女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ」プレーオフの組み合わせ抽選が行われ、第7シードの日本はコロンビアとホームで対戦することが決まった。試合は11月10日(金)と11日(土)または11月11日(土)と12日(日)の2日間で行われる予定で、会場は未定となっている。

　昨年に続いてアジア・オセアニア地区グループⅠ（4月11～15日／ウズベキスタン・タシケント／ハードコート）に臨んだ日本は、2年連続で全勝優勝を飾ってプレーオフ進出を決めていた。

　コロンビアはアメリカ地区グループⅠ（4月11～15日／ウズベキスタン・タシケント／ハードコート）を4勝1敗の2位で通過し、同じくプレーオフ出場権を獲得した。

　両国はフェデレーションカップの名称で行われていた1972年と93年に対決しており、いずれも日本が3勝0敗で勝っている。

　ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ（デ杯）と同様にITF（国際テニス連盟）が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

　16ヵ国がホーム＆アウェー方式で争うプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合（先に3勝したチームの勝利）で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が翌年の予選ラウンド出場権を獲得し、敗れた8ヵ国はグループⅠに回る。

※世界ランクは5月22日付

日本代表チーム上位選手

日比野菜緒（ブラス：シングルス112位／ダブルス265位）
内島萌夏（安藤証券：シングルス145位／ダブルス134位）
坂詰姫野（橋本総業ホールディングス：シングルス168位／ダブルス675位）
本玉真唯（島津製作所：シングルス189位／ダブルス157位）
青山修子（近藤乳業：シングルス--位／ダブルス19位）
柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス：シングルス576位／ダブルス21位）

監督◎杉山愛（公益財団法人日本テニス協会／NPO法人パームインターナショナル湘南）

コロンビア代表チーム上位選手

カミラ・オソリオ（シングルス84位／ダブルス292位）
エミリアーナ・アランゴ（シングルス205位／ダブルス645位）
マリア・エラゾ ゴンサレス（シングルス394位／ダブルス259位）
ユリアナ・リザラゾ（シングルス470位／ダブルス142位）
マリア パウリナ・ペレス ガルシア（シングルス778位／ダブルス139位）

監督◎ファビオラ・スルアガ

※[　]数字はシード順位、◎は開催国

プレーオフ組み合わせ｜11月10、11日または11月11、12日

◎スロバキア[1] vs アルゼンチン

◎ベルギー[2] vs ハンガリー

◎イギリス[3] vs スウェーデン

◎ブラジル[4] vs 韓国

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◎ウクライナ[5] vs オランダ

ルーマニア[6] vs ◎セルビア

◎日本[7] vs コロンビア

メキシコ[8] vs ◎オーストリア