ドレイパーのツアー初優勝を阻んだ35歳マナリノが今季3勝目「素晴らしい1年だった」 [ソフィア・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのアドリアン・マナリノ(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ソフィア・オープン」(ATP250/ブルガリア・ソフィア/11月6~11日/賞金総額63万705ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのアドリアン・マナリノ(フランス)が21歳のジャック・ドレイパー(イギリス)を7-6(6) 2-6 6-3で振りきり今季3勝目を挙げた。

 35歳のマナリノがATPツアーでタイトルを獲得したのは、先月のアスタナ以来でキャリア5度目(準優勝10回)となる。

 タイブレークの末に第1セットを先取したマナリノは2度サービスダウンを喫して第2セットを落としたが、第3セット第6ゲームでブレークに成功すると残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間17分で勝利を決めた。サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップでは15-40とピンチを迎えたが、続く4ポイントを連取して試合を締めくくった。

「間違いなく、最高のシーズン締めくくりになった。素晴らしい1年だった。少し疲れているけど、調子がいいとやる気も出てくる。いいプレーができていたし、結果には満足している」と35歳にして最高のシーズンを終えたマナリノは語った。

「本当に接戦だった。どちらに転んでもおかしくなかったけど、最終的には僕のほうが少し幸運だった。今日は何が違いを生んだのかわからない。勝つこともあれば負けることもある。今日は僕が少しだけラッキーだっただけだよ」

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、ゴンサロ・エスコバル(エクアドル)/アレクサンドル・ネドベソフ(カザフスタン)が第3シードのジュリアン・キャッシュ(イギリス)/ニコラ・メクティッチ(クロアチア)に6-3 3-6 [13-11]で競り勝ち今季2度目のツアー優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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