35歳マナリノがコルダに逆転勝利で今季2勝目 [アスタナ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのアドリアン・マナリノ(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アスタナ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アスタナ/9月27日~10月3日/賞金総額109万3360ドル/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第6シードのアドリアン・マナリノ(フランス)が第5シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)に4-6 6-3 6-2で逆転勝利をおさめて今季2勝目を挙げた。

 35歳のマナリノがATPツアーでタイトルを獲得したのは、7月のニューポート以来でキャリア4度目(準優勝10回)となる。同大会では2020年にも決勝に進出したが、ジョン・ミルマン(オーストラリア)に5-7 1-6で敗れていた。

 4-4から初のブレークを喫して第1セットを落としたマナリノは第2セット1-3から5ゲームを連取してセットオールに追いつき、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間10分で試合を締めくくった。

「試合の序盤は最高の調子ではなかった。少し硬くなっていた。第2セットで劣勢になったとき、緊張しないようにして試合を楽しもうとし始めたんだ。難しいショットにトライしたりして、かなりうまくいったよ。第2セットで挽回できたのは少しラッキーだったけど、第3セットでは心地よくプレーできるようになった。あの試合にはかなり満足している」とマナリノは試合後にコメントした。

 23歳のコルダは2021年5月のパルマ以来となるツアー2勝目を目指していたが、ハードコートの決勝で5連敗(屋外2回、屋内3回)となった。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第2シードのナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(ともにアメリカ)が第4シードのマテ・パビッチ(クロアチア)/ジョン・ピアース(オーストラリア)に7-6(4) 7-6(7)で競り勝ち今季4勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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