今井慎太郎がファン・ツン ハオとのダブルスで右足首手術から復帰後の初優勝 [M25ホアヒン]

写真は男子ダブルスで優勝を飾ったファン・ツン ハオ(台湾/左)と今井慎太郎(イカイ)(写真提供◎今井慎太郎:イカイ所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「CAL-COMP AND XYZ PRINTING ITFワールドテニスツアー」(ITFワールドテニスツアーM25/タイ・ホアヒン/11月13~19日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、ファン・ツン ハオ(台湾)/今井慎太郎(イカイ)が松田康希(イカイ)/田沼諒太(エキスパートパワーシズオカ)とのノーシード対決を6-1 6-0で制してチャンピオンに輝いた。試合時間は44分。

 30歳の今井がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのはコンサップ・コンカール(タイ)とのペアで臨んだ昨年6月のチェンライ(M25/ハードコート)以来で通算24回目となるが、優勝したのは右足首の手術を受けた5月以降で初となる。

 今大会で初めてペアを組んだファン/今井は1回戦で第2シードのプルチャ・イサロ(タイ)/パリークシット・ソマニ(インド)に6-3 4-6 [10-8]で競り勝ち、準々決勝はザオ・ザオ/ジェン・バオルオ(ともに中国)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではハン・ソンヨン/イ・ジェムン(ともに韓国)を6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 今井はシングルスにも出場していたが、1回戦で第6シードのツイ・ジー(中国)に1-6 2-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、PRはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

日本人選手の試合結果

男子シングルス2回戦

●5松田康希(日本/イカイ)6-2 2-6 2-6 ○8ツイ・ジー(中国)[6]

●4田沼諒太(日本/エキスパートパワーシズオカ)[PR] 4-6 2-6 ○1ゴンサロ・オリベイラ(ポルトガル)[1]

男子シングルス1回戦

●7今井慎太郎(日本/イカイ)[PR] 1-6 2-6 ○8ツイ・ジー(中国)[6]

○5松田康希(日本/イカイ)6-2 7-5 ●6クリッティン・コアユクル(タイ)[WC]

○4田沼諒太(日本/エキスパートパワーシズオカ)[PR] 6-3 6-1 ●3クレディット・チャイヤリン(タイ)[WC]

男子ダブルス決勝

○15ファン・ツン ハオ/今井慎太郎(台湾/イカイ)6-1 6-0 ●2松田康希/田沼諒太(イカイ/エキスパートパワーシズオカ)

男子ダブルス準決勝

○15ファン・ツン ハオ/今井慎太郎(台湾/イカイ)6-4 6-4 ●10ハン・ソンヨン/イ・ジェムン(韓国)

○2松田康希/田沼諒太(イカイ/エキスパートパワーシズオカ)1-6 6-4 [10-5] ●7クレディット・チャイヤリン/ナタユット・ニティタナノン(タイ)

男子ダブルス準々決勝

○15ファン・ツン ハオ/今井慎太郎(台湾/イカイ)不戦勝 ●13ザオ・ザオ/ジェン・バオルオ(中国)

○2松田康希/田沼諒太(イカイ/エキスパートパワーシズオカ)7-6(3) 2-6 [10-5] ●3チャン・ユンソク/イ・ダクヒ(韓国)

男子ダブルス1回戦

○15ファン・ツン ハオ/今井慎太郎(台湾/イカイ)6-3 4-6 [10-8] ●16プルチャ・イサロ/パリークシット・ソマニ(タイ/インド)[2]

○2松田康希/田沼諒太(イカイ/エキスパートパワーシズオカ)1-6 6-3 [10-8] ●1フランシス ケーシー・アルカンタラ/クリストファー・ルンガット(フィリピン/インドネシア)[1]

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写真提供◎今井慎太郎:イカイ所属

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