元世界2位バドーサが背中の疲労骨折から昨年7月以来の復帰もペラに逆転負け [アデレード国際]

写真はパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「アデレード国際」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月8~13日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で背中の疲労骨折により昨年のウインブルドンを最後に戦線離脱を余儀なくされていた元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り復帰戦に臨んだが、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のベルナルダ・ペラ(アメリカ)に6-3 2-6 3-6で競り負けた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したバドーサは2度サービスダウンを喫して2セットを取り返されたあと第3セットで3-1とリードしていたが、そこからペラが最後の5ゲームを連取して1時間59分で逆転勝利をおさめた。

「第1セットは落としたけど、かなり接戦だった。彼女のショットが速くて少し苦労したけど、第2セットでは徐々に慣れてきてのびのびと打てるようになったの。正直に言うと、信じられないようなショットが何本か決まったわ」とペラは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ペラは次のラウンドで、第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。トップ2シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合ではマルタ・コスチュク(ウクライナ)、予選勝者のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)とアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、ラッキールーザーのクリスティーナ・ブクサ(スペイン)とアナ・ボグダン(ルーマニア)が2回戦に駒を進めた。

 第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がカリンスカヤに5-7 6-3 5-7で、第5シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)はパブリウチェンコワに3-6 4-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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