シェイ・スーウェイがシングルスのキャリアに終止符「この素晴らしい旅を終えるときがきました」

写真は2021年オーストラリアン・オープンでのシェイ・スーウェイ(台湾)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/予選1月8日~、本戦1月14~28日/ハードコート)の女子予選1回戦で38歳のシェイ・スーウェイ(台湾)が第11シードのアンナ・ボンダール(ハンガリー)に6-7(3) 4-6で敗れ、シングルスのキャリアに終止符を打った。

 元日に自身のフェイスブックを更新したシェイは「今年のオーストラリアン・オープンは私にとってシングルスをプレーする最後のグランドスラム大会になります」と報告し、「シングルスでの最終目標であるグランドスラム大会ベスト8は達成しました。この素晴らしい旅を終えるときがきました」とコメントを投稿していた。

 多彩なショットを織り交ぜ柔らかいドロップショットやロブなどで相手を翻弄するトリッキーなプレーでファンを魅了してきたシェイは、2018年9月の広島(WTAインターナショナル/ハードコート)などシングルスでツアー3勝を挙げて2013年2月に世界ランク自己最高の23位をマークした。

 グランドスラム大会で6度(全仏2回、ウインブルドン4回)優勝した実績を持つ元ダブルス世界1位のシェイは今後も同種目でのキャリアは続ける予定になっており、オーストラリアン・オープンには2021年ウインブルドンでタイトルを獲得したエリース・メルテンス(ベルギー)とのコンビでエントリーしている。

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