ATPとWTAが試合スケジュールと使用球の改革について発表

写真は午前4時過ぎに終了した2023年オーストラリアン・オープン男子シングルス2回戦でプレーするアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)がそれぞれ火曜日に公式サイトを更新し、試合終了時間の遅れを減らすためのスケジュールに関するルールと使用球の品質と安定性を高めるための見直しについて協議中であることを発表した。

 この取り組みはプレーヤーの意見を取り入れたもので、選手とファンの双方にとってよりよいトーナメント体験を提供することを目的としている。

 試合スケジュールに関する新ルールはATPとWTAの大会で2024年1月から導入され、1年間のトライアルを経て見直しが行われる予定になっている。

 大会ごとに変わることが手首や肘のケガに繋がっているという意見が増えている使用球の問題については、大会の収益に悪影響を及ぼすことなく一貫性のある集中的な取り組みを戦略的に進める予定であると説明した。

試合スケジュールに関する新ルール

・1コート当たり最大5試合(11時00分開始)、デイセッション3試合、イブニングセッション2試合

・スーパーバイザーと運営組織(ATPまたはWTA)が協議して認められた場合を除き、23時以降の試合は不可

・22時30分までにコートに入らない場合は23時までに別のコートに移動

・ナイトセッションは19時30分までに開始(18時30分開始が推奨)

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写真◎Getty Images

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