ATPが2025年から男子ツアー全体でラインジャッジの自動判定システムを採用する方針を発表

写真は2017年のNext Gen ATPファイナルズで初めて試験導入された自動判定システム(Getty Images)


 男子プロテニス協会(ATP)を公式サイトを更新し、2025年から男子ツアー全体でラインジャッジの自動判定システム(エレクトリック・ラインコーリング・ライブ:ELCライブ)を採用する方針を発表した。

 同システムは2017年の男子21歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」(イタリア・ミラノ/室内ハードコート)で初めて試験導入され、現在ではグランドスラム大会のUSオープン(アメリカ・ニューヨークハードコート)やオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)のほかツアーでも数大会で使用されている。

 ATPの会長を務めるアンドレア・ガウデンツィ(イタリア)は公式サイトを通し、「これは我々のスポーツにとって画期的な瞬間であり、慎重に検討することなく到達したものではありません。伝統はテニスの核であり、ラインジャッジは長年に渡って試合の中で重要な役割を果たしてきました。とは言え我々にはイノベーションや新しいテクノロジーを受け入れる責任があります」とコメントした。

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写真◎Getty Images

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