大坂なおみの初戦は元世界4位ガルシア、女子日本勢3人の1回戦はすべてシード選手との対戦に [オーストラリアン・オープン]
シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の組み合わせ抽選が行われ、世界ランク833位の大坂なおみ(フリー)は女子シングルス1回戦で第16シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦することになった。
両者は2021年大会の2回戦で一度対決しており、大坂が6-2 6-3で勝っている。
全豪に2年ぶり8度目の出場となる26歳の大坂は、2019年と21年にタイトルを獲得。前回プレーした2022年では2度目のタイトル防衛に挑んだが、3回戦でアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に6-4 3-6 6-7(5-10)で惜敗していた。
ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンに14勝9敗の戦績を残した元世界ナンバーワンの大坂は同年9月に東京(WTA500/ハードコート)の1回戦を相手の途中棄権で僅か14分で勝ち上がったあと2回戦を腹痛により棄権したのを最後に戦線を離脱し、第一子となる娘の出産を経て2週間前のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰(2回戦敗退)した。
そのほかの女子日本勢はダイレクトインした日比野菜緒(ブラス)が第8シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、アジア・パシフィック枠の本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取った本玉真唯(島津製作所)は第9シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が初戦の相手に決まった。
女子のトップシードは5度目のグランドスラム制覇を目指すイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第2シードがディフェンディング・チャンピオンのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第3シードが昨年の決勝で涙を吞んだエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でグランドスラム初優勝を飾ったココ・ガウフ(アメリカ)は第4シードとなっている。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
女子シングルス|シード選手&日本人選手1回戦組み合わせ
1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] vs 2ソフィア・ケニン(アメリカ)
8マリー・ブーズコバ(チェコ)[31] vs 7リンダ・ノスコバ(チェコ)
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9エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[19] vs 10タイラ・プレストン(オーストラリア)[WC]
16ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[15] vs 15ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)
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17エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[11] vs 18キンバリー・ビレル(オーストラリア)[WC]
24ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[18] vs 23カミラ・ジョルジ(イタリア)
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25エマ・ナバロ(アメリカ)[27] vs 26ワン・シユ(中国)
32マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)[7] vs 31予選勝者またはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
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33エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[3] vs 34カロリーナ・プリスコバ(チェコ)
40ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[26] vs 39ディアナ・シュナイダー(ロシア)
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41アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)[24] vs 42アランチャ・ラス(オランダ)
48ダリア・カサキナ(ロシア)[14] vs 47ペイトン・スターンズ(アメリカ)
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49ジェン・チンウェン(中国)[12] vs 50アシュリン・クルーガー(アメリカ)
56ソラナ・シルステア(ルーマニア)[22] vs 55ワン・ヤファン(中国)
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57ジュ・リン(中国)[29] vs 58オセアン・ドダン(フランス)
64ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[5] vs 63予選勝者またはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
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65マリア・サカーリ(ギリシャ)[8] vs 66日比野菜緒(日本/ブラス)
72エリース・メルテンス(ベルギー)[25] vs 71マヤル・シェリフ(エジプト)
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73マグダ・リネッテ(ポーランド)[20] vs 74カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[WC]
80ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[10] vs 79リンダ・フルビルトバ(チェコ)
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81カロリーヌ・ガルシア(フランス)[16] vs 82大坂なおみ(日本/フリー)
88アナスタシア・ポタポワ(ロシア)[23] vs 87カーヤ・ユバン(スロベニア)
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89レイラ・フェルナンデス(カナダ)[32] vs 90予選勝者またはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
96ココ・ガウフ(アメリカ)[4] vs 95アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)
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97オンス・ジャバー(チュニジア)[6] vs 98予選勝者またはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
104ワン・シンユー(中国)[30] vs 103ディアン・パリー(フランス)
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105エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[17] vs 106ラウラ・シグムンド(ドイツ)
112バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[9] vs 111本玉真唯(日本/島津製作所)[WC]
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113リュドミラ・サムソノワ(ロシア)[13] vs 114アマンダ・アニシモワ(アメリカ)
120ドナ・ベキッチ(クロアチア)[21] vs 119アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)
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121レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)[28] vs 122ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)
128アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2] vs 127予選勝者またはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)
写真◎Getty Images
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