地元オーストラリア期待のデミノーがラオニッチの途中棄権でトップ10プレーヤーとしての初戦に勝利 [オーストラリアン・オープン]
シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の途中棄権で大会をスタートした。
すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したラオニッチは第6ゲームで初のブレークを喫して第2セットを落とし、第3セット0-2からのサービスゲームで15-30となった時点で脚のケガを理由に試合続行を断念した。試合時間は1時間55分。
全豪に4年連続8度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる24歳のデミノーは、2022年と23年のベスト16がこれまでの最高成績。第22シードで臨んだ昨年は、4回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に2-6 1-6 2-6で敗れていた。
年頭の男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」(オーストラリア・パース、シドニー/ハードコート)でオーストラリア代表としてプレーしたデミノーはジョコビッチから金星を挙げるなどシングルスで3勝(1敗)を挙げ、トップ10プレーヤーの仲間入りを果たして今大会を迎えている。
デミノーは次のラウンドで、前日にワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアダム・ウォルトン(オーストラリア)を7-6(5) 6-2 6-4で破って勝ち上がったマッテオ・アルナルディ(イタリア)と対戦する。
そのほかの試合では第9シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第21シードのユーゴ・アンベール(フランス)、第24シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、第27シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)、予選勝者のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)とユーゴ・グルニエ(フランス)が2回戦に駒を進めた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権
大会2日目|1月15日
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○46アレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)[Q] 6-7(2) 7-6(7) 1-6 6-1 6-3 ●45アレハンドロ・タビロ(チリ)
○48カレン・ハチャノフ(ロシア)[15] 5-7 6-3 7-6(5) 7-6(3) ●47ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)
○49アレックス・デミノー(オーストラリア)[10] 6-7(8) 6-3 2-0 Ret. ●50ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)15-30
○73ユーゴ・アンベール(フランス)[21] 6-2 7-5 5-7 6-3 ●74ダビド・ゴファン(ベルギー)[Q]
○80ホベルト・フルカチュ(ポーランド)[9] 7-6(4) 6-4 6-2 ●79オマール・ジェシカ(オーストラリア)[Q]
-----
○86ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)7-5 7-6(3) 6-2 ●85マクシミリアン・マルテレル(ドイツ)
○89フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[27] 6-3 7-5 6-7(5) 5-7 6-3 ●90ドミニク・ティーム(オーストリア)
○92ユーゴ・グルニエ(フランス)[Q] 2-6 7-6(3) 4-6 6-4 7-6(10-7) ●91アレクサンドル・ミュレー(フランス)
○117ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)4-6 7-5 6-3 6-4 ●118綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)
○120ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)[24] 3-6 6-3 6-2 6-7(2) 7-6(10-8) ●119リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)
写真◎Getty Images
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
-
2024-01-15
綿貫陽介は2年連続初戦突破ならず、ジュニア時代からのライバル対決はキツマノビッチに軍配 [オーストラリアン・オープン]
-
2024-01-15
前年準優勝のチチパスがラッキールーザーに対する1回戦に4セットで勝利 [オーストラリアン・オープン]
-
2024-01-15
オークランド決勝2日後に初戦を迎えたダニエル太郎はユーバンクスにストレート負け [オーストラリアン・オープン]
-
2024-01-15
今季初戦に臨んだメドベージェフが第1セットを落とすも相手の途中棄権で勝利 [オーストラリアン・オープン]
-
2024-01-03
開催国オーストラリアがセルビアを下して準決勝へ、ジョコビッチは今季初黒星 [ユナイテッドカップ]
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ