シナーが前年4強のハチャノフをストレートで退け準々決勝に進出 [オーストラリアン・オープン]
シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第4シードのヤニク・シナー(イタリア)が第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-4 7-5 6-3で下してベスト8に進出した。試合時間は2時間34分。
全豪に5年連続出場となる22歳のシナーは、2022年の準々決勝進出がこれまでの最高成績。第15シードとして臨んだ昨年は、4回戦でステファノス・チチパス(ギリシャ)に4-6 4-6 6-3 6-4 3-6で敗れていた。
昨年のシナーは8月にトロント(ATP1000/ハードコート)でATPマスターズ1000大会の初タイトルを獲得するなど4勝を挙げたほか、11月の男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)で準優勝を飾るなどしてATPアワードでもっとも上達した選手賞に選ばれた。
この結果でシナーは、ハチャノフとの対戦成績を3勝1敗とした。グランドスラム大会では2020年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、ハチャノフが3-6 6-7(7) 6-2 6-0 7-6(4)で勝っていた。
今大会でのシナーは1回戦でボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4 7-5 6-3で、2回戦で予選勝者のイェスパー・デ ヨング(オランダ)を6-2 6-2 6-2で、3回戦では第26シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を6-0 6-1 6-3で破って16強入りを決めていた。
シナーは準々決勝で、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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