リー・ナの背中を追いかけるジェン・チンウェンがドダンを下してグランドスラム2大会連続8強入り [オーストラリアン・オープン]
シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第12シードのジェン・チンウェン(中国)がオセアン・ドダン(フランス)を6-0 6-3で退け、四大大会で2度目のベスト8進出を果たした。試合時間は59分。
2年前の全豪からグランドスラム9大会連続出場となる21歳のジェンは、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で準々決勝に進出したのがこれまでの最高成績。昨年の同大会では第29シードとして臨んだが、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)に4-6 4-6で敗れて2年連続2回戦敗退に終わっていた。
2022年WTA最優秀新人賞に輝いたジェンは昨年7月にパレルモ(WTA250/クレーコート)でツアー初優勝を飾ると10月には鄭州(WTA500/ハードコート)で2勝目を挙げ、37勝19敗の戦績を残して同年のもっとも上達した選手賞に選ばれた。
この結果でジェンは、シュミドローバとの対戦成績を2勝0敗とした。直近では2021年7月にコントレクセビル(W100/クレーコート)の準々決勝で顔を合わせ、ジェンが6-2 6-1で勝っていた。
今大会でのジェンは1回戦でアシュリン・クルーガー(アメリカ)を3-6 6-2 6-3で、2回戦でケイティ・ブルター(イギリス)を6-3 6-3で、3回戦では自国の先輩であるワン・ヤファン(中国)を6-4 2-6 7-6(10-8)で破って16強入りを決めていた。
トップハーフ(ドローの上半分)で唯一のシード選手となったジェンは次のラウンドで、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)と対戦する。カリンスカヤは4回戦で、第26シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-4 6-2で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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