カリンスカヤがパオリーニを倒してノーシードから準々決勝に躍進 [オーストラリアン・オープン]

写真はアンナ・カリンスカヤ(ロシア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)が第26シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-4 6-2で下してノーシードからベスト8進出を果たした。試合時間は1時間17分。

 全豪に8年連続出場(2017年、21~22年の予選敗退を含む)となる25歳のカリンスカヤは、過去4度の本戦(シングルス)では1勝も挙げたことがなかった。ダイレクトインだった昨年は、1回戦でダニエル・コリンズ(アメリカ)に5-7 7-5 4-6で惜敗していた。

 これ以前にカリンスカヤが四大大会のシングルスで本戦勝利を挙げたのはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)のみで、4度の2回戦進出(2019~20年、22~23年)が最高成績だった。

 この結果でカリンスカヤは、パオリーニとの対戦成績(ジュニア時代を除く)を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2021年9月にポルトロシュ(WTA250/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、パオリーニが6-3 6-2で勝っていた。

 今大会でのカリンスカヤは1回戦で予選勝者のケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を6-3 3-6 6-2で、2回戦でアランチャ・ラス(オランダ)を6-1 7-5で、3回戦ではスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-7(8) 6-1 6-4で破って16強入りを決めていた。

 カリンスカヤは準々決勝で、第12シードのジェン・チンウェン(中国)とオセアン・ドダン(フランス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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