綿貫陽介が相手エースに敗れて1勝1敗で初日を終了 [デビスカップ日本対レバノン]

写真は試合前のフォトセッションでの綿貫陽介(SBC メディカルグループ/左)とベンジャミン・ハッサン)(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループⅠプレーオフ「日本対レバノン」(2月2、3日/エジプト・カイロ/クレーコート)の第2試合は日本の綿貫陽介(SBC メディカルグループ:単113位)がレバノンのベンジャミン・ハッサン(単152位)に2-6 6-7(3)で敗れ、1勝1敗で初日を終えた。試合時間は1時間29分。

 この結果でハッサンは、綿貫との対戦成績との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年6月にシュツットガルト(ATP250/グラスコート)の予選で一度顔を合わせており、綿貫が7-5 6-4で勝っていた。

 2018年に初めて日本代表入りした25歳の綿貫は今回が6度目のデビスカップ出場となるが、シングルスの戦績は3勝2敗となった。

 オープニングマッチは西岡良仁(ミキハウス:単84位)がハディ・ハビブ(単304位)を6-3 6-4で下し、日本が先勝していた。

 日本は昨年のワールドグループⅠ(9月16、17日/イスラエル・テルアビブ/室内ハードコート)でイスラエルに2勝3敗で敗れ、レバノンは同じくワールドグループⅡ(9月15、16日/レバノン・ジュニーエ/クレーコート)でジャマイカを4勝0敗で下してそれぞれワールドグループⅠプレーオフ進出が決まっていた。

 両国は1999年と2000年にアジア・オセアニア地区グループⅠで対戦しており、いずれも日本が4勝1敗で勝っている。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が同年9月のワールドグループⅠへ、敗れた12ヵ国はワールドグループⅡに進む。

※文中の世界ランクは1月29日付

ワールドグループⅠプレーオフ|日本 1-1 レバノン

第1日|2月2日(金)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単84位)6-3 6-4 ●ハディ・ハビブ(単304位)

第2試合 ●綿貫陽介(SBC メディカルグループ:単113位)2-6 6-7(3) ○ベンジャミン・ハッサン(単152位)

第2日|2月3日(土)

第3試合 望月慎太郎(木下グループ:複433位)/上杉海斗(江崎グリコ:複147位)vs ファディ・ビダン(複--位)/ハサン・イブラヒム(複--位)

第4試合 西岡良仁(ミキハウス:単84位)vs ベンジャミン・ハッサン(単152位)

第5試合 綿貫陽介(SBC メディカルグループ:単113位)vs ハディ・ハビブ(単304位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

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写真提供◎公益財団法人日本テニス協会

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