西岡良仁/綿貫陽介がダブルス勝利で日本がワールドグループⅠ進出に王手 [デビスカップ日本対レバノン]

写真は(左から)添田豪監督、西岡良仁(ミキハウス)、綿貫陽介(SBC メディカルグループ)、望月慎太郎(木下グループ)、坂本怜(誉高校)、上杉海斗(江崎グリコ)(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループⅠプレーオフ「日本対レバノン」(2月2、3日/エジプト・カイロ/クレーコート)の2日目が始まり、第3試合のダブルスで西岡良仁(ミキハウス:複341位T)/綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複579位)がレバノンのハディ・ハビブ(複730位)/ベンジャミン・ハッサン(複1156位)に7-5 7-5で競り勝ち日本が9月のワールドグループⅠ進出に王手をかけた。

 西岡と綿貫のコンビは、今回が3度目のダブルス出場。2018年10月のトララルゴン(チャレンジャー7万5000ドル/ハードコート)と11月の兵庫(チャレンジャー5万ドル/室内ハードコート)でペアを組み、1勝2敗の戦績を残していた。

 初日に行われたシングルスはオープニングマッチ西岡(単84位)がハビブ(単304位)を6-3 6-4で下したあと、第2試合では綿貫(単113位)がハッサン(単152位)に2-6 6-7(3)で敗れて1勝1敗で2日目を迎えていた。

 日本は昨年のワールドグループⅠ(9月16、17日/イスラエル・テルアビブ/室内ハードコート)でイスラエルに2勝3敗で敗れ、レバノンは同じくワールドグループⅡ(9月15、16日/レバノン・ジュニーエ/クレーコート)でジャマイカを4勝0敗で下してそれぞれワールドグループⅠプレーオフ進出が決まっていた。

 両国は1999年と2000年にアジア・オセアニア地区グループⅠで対戦しており、いずれも日本が4勝1敗で勝っている。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠプレーオフはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が同年9月のワールドグループⅠへ、敗れた12ヵ国はワールドグループⅡに進む。

※文中の世界ランクは1月29日付

ワールドグループⅠプレーオフ|日本 2-1 レバノン

第1日|2月2日(金)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単84位)6-3 6-4 ●ハディ・ハビブ(単304位)

第2試合 ●綿貫陽介(SBC メディカルグループ:単113位)2-6 6-7(3) ○ベンジャミン・ハッサン(単152位)

第2日|2月3日(土)

第3試合 ○西岡良仁(ミキハウス:複341位T)/綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複579位)7-5 7-5 ●ハディ・ハビブ(複730位)/ベンジャミン・ハッサン(複1156位)

第4試合 西岡良仁(ミキハウス:単84位)vs ベンジャミン・ハッサン(単152位)

第5試合 綿貫陽介(SBC メディカルグループ:単113位)vs ハディ・ハビブ(単304位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

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写真提供◎公益財団法人日本テニス協会

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