19歳シュナイダーがツアー初優勝「ここは私にとってのグランドスラム大会」 [タイ・オープン]

写真は2023年オーストラリアン・オープンでのディアナ・シュナイダー(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「タイ・オープン」(WTA250/タイ・ホアヒン/1月29日~2月4日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、19歳のディアナ・シュナイダー(ロシア)がディフェンディング・チャンピオンで第2シードのジュ・リン(中国)を6-3 2-6 6-1で振りきりツアー初タイトルを獲得した。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したシュナイダーは第2セット2-2から4ゲームを連取されてセットオールに追いつかれたが、第3セットで相手のサービスゲームを3度破って1時間59分で勝利を決めた。

 両者は昨年10月に南昌の1回戦で一度対戦しており、シュナイダーが6-4 6-0で勝っていた。

「ここの雰囲気はグランドスラム大会みたい。嘘じゃないわ。ここは私にとってのグランドスラム大会よ。人々とエネルギーは本当に素晴らしかった」とシュナイダーは表彰式で語った。

 昨年9月に寧波で準優勝を飾ったシュナイダーは同年10月に世界ランク自己最高の60位をマークしながら今季はオーストラリアでの3大会をシングルス未勝利で終えて108位で今大会を迎えていたが、今週の活躍でトップ100復帰(73位に浮上)が決まった。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードの加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)が第2シードのグオ・ハンユー/ジアン・シンユー(ともに中国)を6-4 1-6 [10-7]で倒してコンビ3勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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