21本のサービスエースを決めたアルナルディが大会白星デビュー「どちらに転んでもおかしくなかった」 [デルレイビーチ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのマッテオ・アルナルディ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月12~18日/賞金総額74万2350ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第6シードのマッテオ・アルナルディ(イタリア)が日本の西岡良仁(ミキハウス)に4-6 6-4 6-3で退け大会デビュー戦を勝利で飾った。

 第3ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたアルナルディはワンブレーク差で第2セットを取り返し、第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して2時間22分で逆転勝利をおさめた。アルナルディは試合を通して21本のサービスエースを決め、直面した9度のブレークポイントのうち7つをセーブした。

「今日は確かに厳しい試合だった。大会に出るのはオーストラリアン・オープン以来でほぼ1ヵ月プレーしていなかったから、試合に入っていく必要があった」とアルナルディは試合後にコメントした。

「今日は風が強かったから簡単じゃなかった。試合もどちらに転んでもおかしくなかったし、何とか踏み止まることができてよかったよ。基本的にすべてのポイントでファイトしたし、勝つことができて本当によかった」

 アルナルディは次のラウンドで、リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)とリアム・ブローディ(イギリス)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のガブリエル・ディアロ(カナダ)を6-4 7-6(1)で振りきり、コンスタン・レスティエンヌ(フランス)がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-4 6-4で下し、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したパトリック・キプソン(アメリカ)は前年の準優勝者で第5シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 7-6(3)で倒してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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