ルバキナがフレッヒに競り勝ち準々決勝に進出「本当に大変だった」 [ドバイ選手権]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月18~24日/賞金総額321万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が予選勝者のマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)に7-6(5) 3-6 6-4で競り勝ち8強入りを決めた。

 3-5から巻き返してタイブレークの末に第1セットを先取したルバキナはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、サービスキープが続いた第3セット5-4から相手のサービスゲームを破って2時間39分の激闘に終止符を打った。

 試合を通して60本のウィナーを決めたルバキナは57本のアンフォーストエラーを犯したが、33回ネットに出て21ポイントをものにした。

「立ち上がりから本当に厳しい試合だった。まだコンディションに慣れておらず、ミスが多くてトラブルもあった。でも何とかこの試合を生き延びて勝つことができて本当によかった。でも本当に大変だったわ」とルバキナは試合後にコメントした。

「もっとも重要なのは健康を保つこと。ここからは試合を重ねるごとにフィジカル的に厳しくなってくるから」

 ルバキナは次のラウンドで、第8シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-4 6-2で破って勝ち上がったジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第6シードのジェン・チンウェン(中国)、第7シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、予選勝者のアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 シード対決ではシフィオンテクが第15シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-1 6-4で下し、ボンドルソバが第12シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-2 6-2で退け、カリンスカヤは第9シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 7-5で倒してシードダウンを演じた。

 準々決勝ではシフィオンテクがジェンと、ガウフがカリンスカヤと、ボンドルソバはシルステアと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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