トンプソンがルードを倒してツアー初優勝、パーセルとのダブルスも制して2冠達成 [ミフェル・オープン]

写真はブリスベン国際でのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ミフェル・テニス・オープン」(ATP250/メキシコ・ロス カボス/2月19~25日/賞金総額100万5620ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第8シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)が第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-3 7-6(4)で振りきりツアー初優勝を飾った。

 第6ゲームで相手のサービスゲームを破ったリードを守って第1セットを先取したトンプソンは第2セット5-4からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして2時間2分で歓喜の瞬間を迎えた。

 ふたりはこれが5度目の対戦(チャレンジャー大会を含む)だったが、トンプソンが3勝2敗と勝ち越した。直近では2021年6月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の1回戦で顔を合わせ、トンプソンが7-6(6) 7-6(3) 2-6 2-6 6-2で勝っていた。

 今大会でのトンプソンは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のエルネスト・エスコビード(メキシコ)を6-4 6-3で、2回戦で予選勝者のエミリオ・ナバ(アメリカ)を7-6(5) 6-3で、準々決勝で19歳のアレックス・ミケルセン(アメリカ)を0-6 7-6(1) 7-5で、準決勝では第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を7-5 4-6 7-6(2)で破ってキャリア3度目のツアー決勝進出を決めていた。

 引き続き行われたダブルス準決勝でウイリアム・ブランバーグ(アメリカ)/ルードを7-6(1) 6-3で倒した第4シードのマックス・パーセル(オーストラリア)/トンプソンは続く決勝でゴンサロ・エスコバル(エクアドル)/アレクサンドル・ネドベソフ(カザフスタン)を7-5 7-6(2)で退け、トンプソンは単複2冠を達成した。

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写真◎Getty Images

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