コルドバ決勝のリマッチで死闘の末にふたたびバグニスを倒したダルデリが2回戦へ [チリ・オープン]

写真はIEB+アルゼンチン・オープンでのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月26日~3月3日/賞金総額74万2350ドル/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したルチアーノ・ダルデリ(イタリア)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のファクンド・バグニス(アルゼンチン)に7-6(4) 6-7(6) 7-6(5)で競り勝った。

 バグニスは第2セットのタイブレークで6-4と勝利目前まで迫ったが、そこから4ポイントを連取して試合を振り出しに戻したダルデリがすべてサービスキープで突入した第3セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして3時間19分の死闘に終止符を打った。

 ふたりは3週間前にコルドバ(ATP250/クレーコート)の決勝で対決し、ツアー本戦でプレーしたのが3度目だったダルデリが6-1 6-4で勝って優勝を飾っていた。

 22歳のダルデリは次のラウンドで、第5シードのヤニック・ハンフマン(ドイツ)を3-6 6-3 7-5で破って勝ち上がった予選勝者のフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのジャウメ・ムナール(スペイン)、チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)、チアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、トーマス・バリオス ベラ(チリ)、フアン パブロ・バリーリャス(ペルー)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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