バエスが同胞ナボーネを退けキャリア最大のタイトルを獲得「アメージング」 [リオ・オープン]

写真はセバスチャン・バエス(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月19~25日/賞金総額227万1715ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第5シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)が予選勝者のマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)との同胞対決を6-2 6-1で制して栄冠に輝いた。

 23歳のバエスがATPツアーでタイトルを獲得したのは昨年8月のウィンストンセーラム以来でキャリア5度目(準優勝2回)だが、ATP500以上の大会では昨年の同大会で8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 立ち上がりから4ゲームを連取したバエスは5-2からブレークに成功して第1セットを先取し、第2セット4-0からサービスダウンを喫したあと続く2ゲームを連取して1時間22分で勝利を決めた。

「アメージングだ。ここリオでは1週間ずっと調子がよかった。前にも言ったけど、観客や人々などすべてのおかげでホームでプレーしているような感じだった」とバエスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「僕はプレシーズンにここで1週間過ごしたからこの場所や人々のことを知っているんだ。コート外のことも含めてすべてを楽しんだよ」

 今週の結果で世界ランク自己最高の21位に浮上することについて聞かれたバエスは、「素晴らしいね。でも僕はもっと欲しい」と答えた。

 敗れはしたが今週までツアーレベルで未勝利だった22歳のナボーネも自己最高を大幅に更新し、トップ100デビュー(60位)が決まっている。

 先に行われたダブルス決勝では、ニコラス・バリエントス(コロンビア)/ラファエル・マトス(ブラジル)がアレクサンダー・エルラー/ルーカス・ミードラー(ともにオーストリア)を6-4 6-3で下して同ペアでの初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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