ケルバーが産休から復帰後のマッチ2勝目「娘には好きなことを楽しんで大きな夢を持って欲しい」 [WTAインディアンウェルズ]

写真はアンジェリック・ケルバー(ドイツ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で元世界ランク1位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-3 6-4で下し、産休から復帰後のマッチ2勝目をマークした。

 ファーストサーブを7割以上入れたケルバーは2セットとも先にブレークした直後に追いつかれたが、そのあともう一度相手のサービスゲームを破って1時間29分で勝利を決めた。ケルバーが復帰後にトップ100プレーヤーとプレーしたのはこれが7試合目だったが、初勝利を挙げた。

 試合後のオンコートインタビューで娘リアナへのメッセージを求められたケルバーは「1年が経つのはビックリするほど早いわね」と笑顔を見せたあと、「とにかく自分の気持ちに正直に、好きなことを楽しんで大きな夢を持って欲しい」と話した。

 ケルバーは次のラウンドで、第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合ではマリー・ブーズコバ(チェコ)、タチアナ・マリア(ドイツ)、予選勝者のベルナルダ・ペラ(アメリカ)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、カミラ・ジョルジ(イタリア)、予選勝者の本玉真唯(島津製作所)とレベッカ・スランコバ(スロバキア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケイティ・ボリネッツ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 この日は雨により女子シングルス1回戦4試合が雨で中断して順延となり、3試合は延期となった。

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写真◎Getty Images

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