大坂なおみが2020年2月以来の代表復帰、カザフスタンはルバキナ抜きの布陣で日本戦へ [ビリージーンキングカップ]
公益財団法人日本テニス協会(JTA)が女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ」ファイナルズ予選「日本対カザフスタン」(4月12、13日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)の日本代表メンバーを発表し、日比野菜緒(ブラス)、本玉真唯(島津製作所)、大坂なおみ(フリー)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、青山修子(近藤乳業)の5人が選ばれた。
2020年2月のスペインに対するファイナルズ予選(スペイン・ムルシア/クレーコート)の代表復帰となる大坂は、過去シングルス7試合でプレーして5勝2敗の戦績を残している。
既に発表されているカザフスタン代表チームはユリア・プティンセバ、ジベック・クランバエワ、アルザン・サガンディコワ、アンナ・ダニリナ、ザリナ・ディアスの5人が選出されており、世界ランク4位のエレーナ・ルバキナは選外となった。
昨年のアジア・オセアニア地区グループⅠ(4月11~15日/ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)で2年連続全勝優勝を飾った日本は、プレーオフ(11月10、11日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)でコロンビアを3勝2敗で下してファイナルズ予選進出を決めていた。
カザフスタンは2023年ファイナルズ予選(4月14、15日/カザフスタン・アスタナ/室内クレーコート)でポーランドを3勝1敗で破ってファイナルズ(スペイン・アンダルシア州セビリア/11月7~12日/室内ハードコート)に進出したが、1勝1敗(グループB)でグループステージ敗退に終わっていた。
両国は過去5戦して4勝1敗で日本がリードおり、最後に対決した2018年2月のアジア・オセアニアグループ1部(インド・ニューデリー/ハードコート)決勝では日本が2勝1敗で勝っている。
ビリージーンキングカップは男子のデビスカップ(デ杯)と同様にITF(国際テニス連盟)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
16ヵ国がホーム&アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が同年のファイナルズに進出し、敗れた8ヵ国はプレーオフに回る。
※世界ランクは3月4日付
日本代表メンバー
日比野菜緒(ブラス:シングルス80位/ダブルス161位)
本玉真唯(島津製作所:シングルス120位/ダブルス124位)
大坂なおみ(フリー:シングルス287位/ダブルス--位)
柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:シングルス448位/ダブルス21位)
青山修子(近藤乳業:シングルス--位/ダブルス19位)
監督◎杉山愛(公益財団法人日本テニス協会/NPO法人パームインターナショナル湘南)
カザフスタン代表メンバー
ユリア・プティンセバ(シングルス79位/ダブルス357位)
ジベック・クランバエワ(シングルス495位/ダブルス141位)
アルザン・サガンディコワ(シングルス806位/ダブルス901位)
アンナ・ダニリナ(シングルス935位/ダブルス44位)
ザリナ・ディアス(シングルス--位/ダブルス--位)
監督◎ユーリ・シュキン
写真◎Getty Images
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