女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ」ファイナルズ予選の組み合わせ抽選が行われ、日本は第5シードのカザフスタンとホームで対戦することが決まった。試合は2024年4月12日(金)と13日(土)の2日間で行われる予定で、会場は未定となっている。

　アジア・オセアニア地区グループⅠ（4月11～15日／ウズベキスタン・タシケント／ハードコート）で2年連続全勝優勝を飾った日本は、プレーオフ（11月10、11日／東京都江東区・有明コロシアム／室内ハードコート）でコロンビアを3勝2敗で下してファイナルズ予選進出を決めていた。

　カザフスタンはファイナルズ予選（4月14、15日／カザフスタン・アスタナ／室内クレーコート）でポーランドを3勝1敗で破ってファイナルズ（スペイン・アンダルシア州セビリア／11月7～12日／室内ハードコート）に進出したが、1勝1敗（グループB）でグループステージ敗退に終わっていた。

　両国は過去5戦して4勝1敗で日本がリードおり、最後に対決した2018年2月のアジア・オセアニアグループ1部（インド・ニューデリー／ハードコート）決勝では日本が2勝1敗で勝っている。

　ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップ（デ杯）と同様にITF（国際テニス連盟）が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

　16ヵ国がホーム＆アウェー方式で争う予選ラウンドはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合（先に3勝したチームの勝利）で行われる。各対戦に勝利した8ヵ国が同年のファイナルズに進出し、敗れた8ヵ国はプレーオフに回る。

※世界ランクは11月20日付

日本代表チーム◎上位選手

日比野菜緒（ブラス：シングルス92位／ダブルス148位）
本玉真唯（島津製作所：シングルス127位／ダブルス113位）
坂詰姫野（橋本総業ホールディングス：シングルス187位／ダブルス585位）
内島萌夏（安藤証券：シングルス198位／ダブルス145位）
柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス：シングルス574位／ダブルス14位）
青山修子（近藤乳業：シングルス--位／ダブルス12位）

監督◎杉山愛（公益財団法人日本テニス協会／NPO法人パームインターナショナル湘南）

カザフスタン代表チーム◎上位選手

エレーナ・ルバキナ（シングルス4位／ダブルス118位）
ユリア・プティンセバ（シングルス69位／ダブルス340位）
ジベック・クランバエワ（シングルス493位／ダブルス143位）
アンナ・ダニリナ（シングルス815位／ダブルス56位）

監督◎ヤロスラーワ・シュウェドワ

※[　]数字はシード順位、◎は開催国

2024年ファイナルズ予選◎組み合わせ｜2024年4月12、13日

◎オーストラリア[1] vs メキシコ

◎スイス[2] vs ポーランド

◎フランス[3] vs イギリス

◎アメリカ[4] vs ベルギー

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カザフスタン[5] vs ◎日本

ドイツ[6] vs ◎ブラジル

◎スロバキア[7] vs スロベニア

ルーマニア[8] vs ◎ウクライナ