シフィオンテクがウォズニアッキの途中棄権で準決勝へ「あのような終わり方になって残念」 [WTAインディアンウェルズ]

写真は試合後に握手を交わすイガ・シフィオンテク(ポーランド/左)とカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が4-6 0-1とリードされた時点で棄権したため、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がベスト4に進出した。

 ウォズニアッキは4-1リードから5ゲームを連取されて第1セットを落としたあとメディカルタイムアウトを取って足の治療を受けて第2セットに臨んだが、第1ゲームをブレークされたところで試合続行を断念した。

 アンジェリック・ケルバー(ドイツ)に対する4回戦でも同じ個所に治療を受けていたウォズニアッキは、マメを保護するテーピングをやり直してもらっただけと説明していた。

「私は彼女(ウォズニアッキ)を凄く尊敬しているからあのような形で終わってしまったのは残念だけど、彼女が回復してマイアミに向けて準備が整うように願っている」とシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで語った。

「でも第1セットを取るために最低限のプレーができたことには満足している。確かに厳しい試合だった。立ち上がりは長いラリーが多かったから、しっかり準備して堅実にプレーする必要があると感じていた。最終的には最後のゲームでチャンスをものにすることができてよかったわ」

 2022年大会チャンピオンのシフィオンテクは次のラウンドで、ともに初のWTA1000大会準々決勝をプレーした第28シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-0 7-5で破って勝ち上がった第31シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。

「ドーハで一緒に練習したけど、彼女(シフィオンテク)と試合でプレーするのを本当に楽しみにしていたの。素晴らしい試合になると思う」とコスチュクは次戦を見据えた。

「3年前にパリで彼女と対戦したんだけど、お互いに今と違う立場だったから少し違う試合だった。今度はそのときよりもっとエキサイティングだわ」

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写真◎Getty Images

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