17歳の西村佳世がディフェンディング・チャンピオンの川口夏実を倒して8強入り [亜細亜大学国際女子テニストーナメント]

写真は女子シングルス準々決勝に進出した西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)(写真提供◎大会事務局、撮影◎松本直杜)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「亜細亜大学国際女子テニストーナメント」(ITFワールドテニスツアーW15/東京都西多摩郡・亜細亜大学日の出キャンパステニスコート/本戦3月19~24日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の本戦3日目は、女子シングルス2回戦8試合と女子ダブルス準々決勝4試合が行われた。

 シングルスは第1シードのソフィア・コストウラス(ベルギー)、第2シードの伊藤あおい(SBC メディカルグループ)、第7シードの西郷里奈(東急スポーツシステム)、ヴィクトリア・モルバヨバ(スロバキア)、小堀桃子(橋本総業ホールディングス)、キム・ダビン(韓国)、予選勝者の西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)、メイガン・マナッセ(アメリカ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第3シードの清水綾乃(Team LB)が小堀から第1セットを7-6(5)で先取したあと棄権したほか、ディフェンディング・チャンピオンで第4シードの川口夏実(町田ローンテニスクラブ)が昨年末の島津全日本室内テニス選手権大会で優勝を飾った17歳の西村に6-2 2-6 0-6で、第8シードの荒川晴菜(SBC メディカルグループ)はマナッセに7-6(2) 6-7(1) 3-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

 準々決勝ではコストウラスがキムと、伊藤が西郷と、モルバヨバが西村と、小堀はマナッセと対戦する。

 ダブルスでは第2シードの林恵里奈(セーレン)/森崎可南子(橋本総業ホールディングス)、第3シードの相川真侑花(テニスユナイテッド)/西郷幸奈(フリー)、キム/虫賀心央(名古屋LTC)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した冨永栞/吉川ひかる(ともに亜細亜大学)が準決勝に進出した。

 3月22日(金)は10時00分から、女子シングルス準々決勝4試合と女子ダブルス準決勝2試合が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)、Ret.は途中棄権

本戦3日目◎3月21日|試合結果

女子シングルス2回戦

○1ソフィア・コストウラス(ベルギー)[1] 6-0 6-3 ●4吉岡希紗(日本/フリー)

○7キム・ダビン(韓国)6-4 2-6 7-6(5) ●5村松千裕(日本/グラムスリー)

○12小堀桃子(日本/橋本総業ホールディングス)6-7(5) Ret. ●9清水綾乃(日本/Team LB)[3]

○14メイガン・マナッセ(アメリカ)[SR] 6-7(2) 7-6(1) 6-3 ●16荒川晴菜(日本/SBC メディカルグループ)[8]

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○18ヴィクトリア・モルバヨバ(スロバキア)6-3 6-3 ●19名雪芹(日本/荏原SSC)[Q]

○22西村佳世(日本/Ai Love All Tennis Academy 香枦園)[Q] 2-6 6-2 6-0 ●24川口夏実(日本/町田ローンテニスクラブ)[4]

○25西郷里奈(日本/東急スポーツシステム)[7] 6-4 7-6(4) ●28相川真侑花(日本/テニスユナイテッド)

○32伊藤あおい(日本/SBC メディカルグループ)[2] 6-1 6-3 ●30華谷和生(日本/三浦工業)

女子ダブルス準々決勝

○2キム・ダビン/虫賀心央(韓国/名古屋LTC)7-5 6-3 ●3華谷和生/緒方葉台子(三浦工業/グラスコート佐賀テニスクラブ)

○7冨永栞/吉川ひかる(亜細亜大学)[WC] 6-3 4-6 [10-5] ●5伊藤あおい/中島美夢(SBC メディカルグループ/フリー)[4]

○12相川真侑花/西郷幸奈(テニスユナイテッド/フリー)[3] 6-3 1-6 [10-8] ●10秋田史帆/勝見幸璃(テニスラウンジ/TEAM 自由が丘)

○16林恵里奈/森崎可南子(セーレン/橋本総業ホールディングス)[2] 6-2 6-1 ●14児山心美/沼野菜海(亜細亜大学)[WC]

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写真提供◎大会事務局、撮影◎松本直杜

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