アルカラスがモンフィスを退け4回戦へ、次はよき友人ムゼッティと対決 [マイアミ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月20~31日/賞金総額1040万4205ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が元世界ランク6位で37歳のガエル・モンフィス(フランス)を6-2 6-4で下して16強入りを決めた。

 2-2から相手のサービスゲームを2度連続で破って第1セットを先取したアルカラスは第2セットも2-0とリードし、5-2から一度だけブレークを許したあと2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間14分で試合を締めくくった。

 前週のインディアンウェルズで今季初優勝を飾ったアルカラスは、連勝を「8」に伸ばした。

「彼(モンフィス)は素晴らしいアスリートだ。ほぼすべてのボールに追いついてしまう」とアルカラスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「でも同時に、僕は自分のベストショットであるフォアハンドで彼を動かそうとした。彼を疲れさせて主導権を握り、ネットにも出て最高のショットを打とうと心掛けていたよ」

 アルカラスは次のラウンドで、第16シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-4 7-6(5)で破って勝ち上がった第23シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。

 ムゼッティはツアーレベルの初対決だった2022年7月のハンブルク決勝でアルカラスを倒したが、昨年は2戦していずれもストレートで敗れている。

「僕にとっては常に素晴らしい挑戦だ。僕たちの友情は深く、コートでは何度もバトルを繰り広げてきた。彼(アルカラス)のほうが勝ち越しているけど、今回は僕が勝てるよう願っている。彼との対戦が本当に楽しみだ」とムゼッティは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第11シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第20シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第24シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、第28シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第31シードのクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)はそれぞれシード対決に敗れた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではズベレフがハチャノフと、フルカチュがディミトロフと、デミノーはマロジャンと顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles