メドベージェフが1日遅れの初戦に快勝でタイトル防衛に向けて好スタート「昨日が一番厳しかった」 [マイアミ・オープン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月20~31日/賞金総額1040万4205ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-4 6-2で下してタイトル防衛に向けて好スタートを切った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、メドベージェフはこの試合が初戦だった。この試合は前日に行われる予定だったが、雨により延期となっていた。

 2-2から最初のチャンスをものにしてブレークしたリードを守って第1セットを先取したメドベージェフは第2セットも4-0とリードを広げ、自分のサービスゲームをすべてキープして1時間19分で快勝した。

「昨日が一番厳しかった。(雨で)99%プレーできないだろうと思っていたけど、もしものときに不戦敗にはなりたくなかったからずっとホテルで待機していたんだ。今日も朝に少し雨が降ったけど、昨日よりは楽だった。昨日も今日も僕はプレーする準備はできていたよ」とメドベージェフは試合後のオンコートインタビューで語った。

 メドベージェフは次のラウンドで、フラビオ・コボッリ(イタリア)を7-5 6-7(4) 6-2で破って勝ち上がった第30シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。

 ボトムハーフ(ドローの下半分)でこの日プレーしたメドベージェフ以外のトップ10プレーヤーは、第2シードのヤニク・シナー(イタリア)と第7シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が揃って初戦を突破した。

 そのほかの試合では第22シードのニコラス・ジャリー(チリ)、第25シードのタロン・グリークスプア(オランダ)、第27シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、マッテオ・アルナルディ(イタリア)、ドミニク・コプファー(ドイツ)、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)、クリストファー・オコネル(オーストラリア)、予選勝者のチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)、デニス・シャポバロフ(カナダ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマーティン・ダム(アメリカ)が勝ち上がり、1日遅れでボトムハーフの2回戦がすべて終了した。

 第10シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第13シードのトミー・ポール(アメリカ)、第17シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、第18シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、第21シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第29シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)はそれぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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