マイアミ優勝のコリンズがマッチ8連勝で前年覇者ジャバーに対する2回戦へ [WTAチャールストン]

写真はダニエル・コリンズ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月1~7日/賞金総額92万2573ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、ダニエル・コリンズ(アメリカ)が元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)を6-1 6-4で下してクレーコートシーズンをスタートした。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したコリンズは第2セット3-0からブレークをひとつ返されたが、残りのサービスゲームをすべてキープして1時間21分で勝利を決めた。第2セット5-3(バドーサのサービスゲーム)のときに線審が失神するアクシデントにより試合が一時中断したが、再開されてからはテンポよく進行してコリンズが試合を締めくくった。

 今シーズン限りで引退する意向を表明しているコリンズは前週のマイアミでキャリア最大のタイトルを獲得して今大会を迎えており、連勝を「8」に伸ばした。

 試合後のオンコートインタビューでハードコートからクレーコートへの移行について聞かれたコリンズは、「簡単じゃないわ。日曜日に私は車で5時間かけて自宅に戻って自分のベッドで眠り、月曜日に飛行機に乗ってここに到着した。クレーコートに足を踏み入れたばかりだから、できる限りアジャストしようとしているところよ」と話した。

 コリンズは次のラウンドで、タイトル防衛を目指す第2シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日は2回戦が4試合行われ、第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)が16強入りを決めた。

 第8シードのマディソン・キーズ(アメリカ)がクリスティアンに6-3 3-6 3-6で、第13シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)はリネッテに6-0 4-6 3-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

 そのほかの試合ではスローン・スティーブンス(アメリカ)、キャロライン・ドラハイド(アメリカ)、エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)、テイラー・タウンゼント(アメリカ)、アシュリン・クルーガー(アメリカ)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアストラ・シャルマ(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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