最多記録となる11回の優勝を誇るナダルがモンテカルロ出場を取り消し「身体が許してくれない」

写真は2018年ロレックス・モンテカルロ・マスターズで11回目の優勝を飾ったラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 ラファエル・ナダル(スペイン)が自身のSNSを更新し、ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月7~14日/賞金総額664万2938ユーロ/クレーコート)を欠場すると発表した。

 SNSにラファ・ナダル・アカデミーのクレーコートで練習中の動画を投稿したナダルは「残念ながら、モンテカルロではプレーしないことをお知らせしなければなりません。自分の身体が許してくれません」と報告し、「自分にとって重要な大会でふたたびプレーするという強い意志を持って毎日一生懸命練習して最大限の努力をしていますが、今はプレーできないというのが真実です」とコメントした。

 同大会に2003年から21年まで17回出場した37歳のナダルは、2005年から12年まで8連覇を達成するなど大会最多記録となる11回(2005~12年、16~18年)の優勝を誇っている。前回プレーした2019年は、準々決勝でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に2-6 6-4 2-6で敗れていた。

 昨年のオーストラリアン・オープン2回戦で腸腰筋を痛めたナダルは約1年間の戦線離脱を経て1月のブリスベン(ATP250/ハードコート)で復帰したが、準々決勝でジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に7-5 6-7(6) 3-6で逆転負けを喫したあと筋肉に小さな裂傷が見つかったため全豪を欠場してふたたびカムバックの過程に取り組んでいる。

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写真◎Getty Images

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