オジェ アリアシムがマッチポイントを凌いで初戦負けを回避「このような試合では99%負けるものだけど…」 [BMWオープン]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BMWオープン」(ATP250/ドイツ・バイエルン州ミュンヘン/4月17~23日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)に6-7(5) 7-6(6) 7-6(3)で逆転勝利をおさめた。

 先にリードした直後に追いつかれてタイブレークの末に第1セットを落としたオジェ アリアシムはすべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークを制してセットオールに追いつき、第3セット2-5から挽回してもつれ込んだ3度目のタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして3時間24分の死闘に終止符を打った。

 マルテレルは第3セット6-5からのレシーブゲームで30-40としたが、フォアハンドのウィナーでピンチを凌いだオジェ アリアシムがキープしてタイブレークに持ち込んでいた。

「今までプレーした中でもっともクレイジーな試合のひとつだった。最終的には少しラッキーだった。運が味方してくれたからマッチポイントを凌ぐことができた」とオジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「このような試合では99%負けるものだけど、今日は何とかうまくいったよ。何とか生き延びることができてふたたびプレーするチャンスを得ることができて本当によかった」

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、クリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった日本のダニエル太郎(エイブル)と対戦する。

 そのほかの試合ではヤニック・ハンフマン(ドイツ)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)、クリスチャン・ガリン(チリ)、ユーリ・ロディオノフ(オーストリア)、予選勝者のマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)が2回戦に駒を進めた。

 第7シードのドミニク・コプファー(ドイツ)がガリンに6-7(3) 3-6で、第8シードのアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)はハンフマンに7-6(6) 3-6 5-7で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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