フェデラーが3回戦へ、マレーは3時間の死闘の末に敗れる [ロレックス上海マスターズ]

 アンディ・マレー(イギリス)は第10シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)に対して第3セットの第10ゲームと第12ゲームで2度に渡って自分のサービスをキープすれば勝利というゲームを迎えたが、3時間を超える死闘の末に結局6-7(4) 6-2 6-7(2)で敗れることになった。

「今この瞬間は、非常にがっかりしている」と試合後に心境を吐露したマレーは、「よりよくやらなければならなかったこと、よりよくできたはずのことがたくさんあった。ここを離れ、それらの問題点に取り組むことにするよ」と続けた。

「僕は2度もキープすれば勝利というゲームを迎えたというのに、3時間の闘いの末に負けた。こんなことが起きたのは、僕のキャリアで初めてのことだと言っておきたい」

 第3シードのダニール・メドベデフ(ロシア)はフェデラー同様、対戦相手だった予選勝者のキャメロン・ノリー(イギリス)に一度もブレークチャンスを与えないまま、54分のうちに6-3 6-1で勝利を決めて3回戦に進んだ。

「自分のパーフォーマンスには満足している。スコアにもすごく満足だし、次のラウンドを心から楽しみにしているよ」とメドベデフはコメントした。

「これは数週間オフをとったあとの最初の試合だった。だから自分のテニスがどの程度のレベルか、少し心配していたんだ。でも1時間足らずでコートをあとにすることができた」。

 メドベデフはプレーしたここ5大会のすべてで決勝に至り、その中には彼にとって初のグランドスラム大会決勝だったUSオープンも含まれていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はロジャー・フェデラー(スイス)
SHANGHAI, CHINA - OCTOBER 08: Roger Federer of Switzerland reacts during the match against Albert Ramos-Vinolas of Spain on day four of 2019 Rolex Shanghai Masters at Qi Zhong Tennis Centre on October 8, 2019 in Shanghai, China. (Photo by Zhe Ji/Getty Images)

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