寒空の下でルーネが3連覇に向けた挑戦をスタート「ミュンヘンに戻ってくることができてうれしい」 [BMWオープン]

写真はオルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BMWオープン」(ATP250/ドイツ・バイエルン州ミュンヘン/4月17~23日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で第2シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)がダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-4 6-2で下し、3連覇に向けた挑戦をスタートした。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ルーネはこの試合が初戦だった。オープニングゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取したルーネは第2セットも4-0とリードを広げ、迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間39分で試合を締めくくった。

 試合は最初の2ポイントをプレーしたあと雨と雹により中断し、50分ほどしてから再開した。気温5度で湿気も多いコンディションにもかかわらず、ルーネがファーストサーブからのポイントを失ったのは2度だけだった。

「皆が感じていたと思うけど、凄く寒かった。でも僕はデンマーク出身だから慣れているけどね。間違いなく2セットで終えることができてよかったし、ミュンヘンに戻ってくることができてうれしいよ」とルーネは試合後のオンコートインタビューで語った。

 同大会での戦績を10勝0敗としたルーネは次のラウンドで、ヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-2 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第4シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、2019年大会チャンピオンのクリスチャン・ガリン(チリ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではフリッツが第6シードのジャック・ドレイパー(イギリス)と、ストルフがオジェ アリアシムと、ガリンは第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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